【映像付き吸血鬼ASMR】吸血鬼に噛まれる快楽に溺れて都合よく使われる可哀想な女 【Dヴァン(D's vampire voice)】

その名の通り映像付きのASMR作品です。
乙女ゲームのような画面が表示され物語が自動で進行します。
主人公のセリフにはボイスはついていないので、主人公のセリフを視聴者が読みながら主人公の気持ちになってお楽しみください。
吸血シーンはバイノーラルで収録しておりさらに深い没入感をお楽しみいただけます。

※作品内で使用しているイラストは一部AI生成の技術を使用しています。

収録で使用した台本を本文全て記載しておきます。
※制作の過程で一部変更になっている場合がございます。ご了承ください。

再生時間(7:53)

ーーー

○場所(柱)
「」彼
「()」声の指示
()彼女
それ以外はト書き

~~~本編~~~
○地下室
ヒールの足音が響く
ドアが開く
女が入ってくる
ソファに横になってる男

「見つかったか?」

(……)

「(溜息)はぁ。
(吐き捨てる)出来損(できそこ)ないが。
やく立たず、ほんっと使えねぇな」

ソファから起き上がる

「ほら、こっち来いよ」

座ることに躊躇する女

「座れって言ってんだ!わかんねぇのか?」

隣に座る

「ほら、わかんだろ…いちいち言わせるな
お前のせいでイライラしてるんだ。
早くしろ
(・・・)まったくこれくらいしか役に立たないグズの癖に」

吸血シーン(乱暴に)

「・・・」

放心状態でしなだれかかる女を突き放す男

「出てくる。
お前に任せた俺が馬鹿だったよ。」

立ち上がる

「お前は留守番でもしてろ。
帰りたきゃ帰っても構わないぜ」

上着を手に取る

(・・・)

(行かないで…)

「離せ」

(まだ足りない?)

「当たり前だろ。
これでようやく動ける程度だ」

(ならもっと…)

「(呆れ声)はぁ?
これ以上は気絶するだけじゃすまないぞ。お前干からびてそのまま逝(い)くぞ・・・
死にたいのか?」

(・・・)

「死にたくないならお前の代わりになる女を連れてこいって言ってんだ?
でも、お前にはできない。
なら自分で探しに行く」
「もしかしてお前、見つからないんじゃなく、見つける気がないんじゃないのか?」

(・・・ち、違う。探してる)

「その割にはいつまで経っても誰一人連れてこないのはなぜだ?」

(・・・)

「当ててやろうか?
他の女に乗り換えられるのが嫌なんだろ。
俺にとって人間の女は単なる食事だ。エサでしかない。
それはお前も同じこと」
「それでもいいと言ったのはお前自身だ。
俺に噛まれて、抱かれて、味わった、人間の男とは桁違いの快感が忘れられないんだろ?

だからこうして血を差し出してまでも傍にいる。
馬鹿な女・・・」

女と顔を向き合う

「あのな、別に血を吸ったからって必ずやるとは限らねぇ」

(・・・)

「血が美味(うま)くても抱くかどうかは別だ。
血を吸ってその後どうするかは俺の気分次第だ」

(・・・)

「血を味わった瞬間、本能が剥き出しになってその女の身体も欲しくなる。
自制なんて効きやしない。俺自身にもわからない。
まっそんな女なんて稀(まれ)だが・・・
たまたまその稀な女がお前だっただけの事」

頬を染める女

「それ以上でもそれ以下でも無い。
お前が何を期待してるのか知らないが、俺にとってはお前も都合のいいエサでしかない。
もしもこれの先も役ただずの無能ならさっさと捨てて代わりを探すまで。
捨てられるのが嫌ならちゃんと自分の役目を果たせ。
それすらも出来ないなら、血を吸い尽くして抱き潰して捨てるだけだ。
この世の中に人間の女なんて掃いて捨てるほどいるんだよ」

(・・・涙目)

「(苦笑)お前が泣こうが喚こうが俺に対してどんな感情を持ってようが知ったこっちゃない。
この先も俺に可愛がって貰いたいならさっさと次を連れてこい。
たったそれだけのこと」
(・・・)

「夜もいい頃合に更(ふ)けてきた。
ヴァンパイアが出かけるにはちょうどいい時間だ。
俺が帰ってくるまで、その中身のあるのかないかのわからん頭で考えてろ。
生贄を探してくるのはいったい誰の為なのか?
俺の為か?
それとも・・・
お前の快楽の為か?
帰ったらその身体にじっくりと聞かせてもらうとしよう・・・」

靴音を響かせてドアから出ていく。