私はそなたが「去れ」と言わぬ限り、永遠に傍にいる。このヴァンパイアは、今からそなたの物だ。 【Studio M.H.】

【作品紹介】

洞窟の暗闇に眠る石棺。
300年もの間、聖職者によって封印されていた吸血鬼は、一人の女性に目を覚まされる。

逃げ込んだ先がこの洞窟だった。
親に金で売られた彼女を追う人買い達から、たった一人で逃げてきた。

目覚めた吸血鬼が見たのは、震えながら自分を見下ろす、か弱く美しい女性。恩人。

「邪魔するな。この女性に指一本も触れることは許さん」

追手を始末する姿は残虐で、おぞましく、そして彼女の為の絶対的な守りだった。

初めて誰かを庇いたいと思った吸血鬼。
初めて大切にされた女性。

二人は洞窟の暗闇で出会った——
救済と依存のその瞬間に。

「私は今からそなたの物だ」

300年の孤独が溶け、彼女の首筋にそっと牙を立てる。
清らかで温かく、生命力に満ちた血。

「大切な主よ。これからずっと、傍にいよう」

＼こんな方におすすめ/

吸血鬼ファンタジーがお好きな方
守られる喜びと献身的な愛を感じたい方
人身売買から救い出される被虐○者視点のシーンが好きな方
首筋への吸血シーンの官能性に惹かれる方
圧倒的な力による庇護と依存関係を味わいたい方
古い時代設定での恋愛ストーリーに心惹かれる方
洞窟という限定空間での密着感を楽しみたい方

【作品仕様】

形式:シチュエーションボイス / 音声作品
注記:本作品はR18音声作品ではありません
特徴:ファンタジー設定・複数シーン構成・暴力的シーンを含む

【ストーリー】

300年前、聖職者たちによって石棺に封印された吸血鬼。
人間の血を求め、何人も襲ったその罪で、光も風も届かぬ洞窟の底に幽閉されていた。

時が経ち、封印は忘れられる。
そして一人の女性が、たまたまこの洞窟に逃げ込んできた。

親に金で売られた彼女。
人身売買の追手から必死で逃げ、辿り着いた場所は深い洞窟だった。
その奥の石棺を開けたとき、眠る吸血鬼は目を覚ましたのだ。

牙を見せ、自分が何かを明かす吸血鬼。
だが追手の声が聞こえた瞬間、彼の態度は豹変する。

女性を「商品」と呼ぶ下等な人間共。
その者たちへの怒りは激烈で、制御不能なほど。

数百年ぶりに感じた庇護欲。
人間を見下してきた彼が、初めてその一人を守りたいと思った。

追手を始末した後、彼は女性の涙を拭った。
生まれて初めて、大切にされた彼女の涙。
その清らかさに、彼自身も心を動かされていた。

飢えた身体。数百年の空白を満たす為に必要なもの。
だが彼が求めるのは単なる血ではなく、この女性の純粋さと信頼だった。

首筋に牙を立て、彼女の血を吸う。
温かく、清らかで、生命力に満ちた味。

洞窟の暗闇の中で、吸血鬼は誓った——この女性を、永遠に傍で守り、愛し、慈しむと。

【聴きどころ】

✓ 300年の封印から目覚める吸血鬼の第一声
✓ 追手から女性を守る圧倒的な力と暴力
✓ 人間を見下す化け物が、初めて心を動かされる瞬間
✓ 涙を拭う、そして誓う——庇護者としての変化
✓ 首筋への吸血シーンの官能的で切実な感覚
✓ 「大切な主」と呼ぶ吸血鬼の献身と依存
✓ 洞窟という限定空間での、二人だけの世界

⚠️ 注意事項
本作品には以下の要素が含まれます:

暴力的な戦闘・殺傷表現
吸血シーンと首筋への接触
人身売買・虐○の背景設定
支配と依存の関係性描写
ファンタジー設定での非人間的存在

上記の表現が苦手な方はご注意ください。本作品はフィクションです。

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声優・音響デザイン:三崎 大 (みさき ひろ)
https://x.com/mihiro_official

シナリオライター:呂綺様
https://x.com/ryoki_Script

イラスト:AI (niji・journey)

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本編総収録時間:9分35秒

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【内容物】

本編ファイル:WAV・MP3
本編動画:MP4
ジャケットイラスト (PNG)

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三崎 大/Misaki Hiro
愛知県出身の声優・サウンドクリエイター

21年より独学で演技を習得。
その後、物語を音で表現することの奥深さに感銘を受け、サウンドクリエイターとしての活動開始。
同年、物語に寄り添い、創造するというコンセプトで"StudioPrue"を設立し、音声作品制作を開始。

現在は、企画収録・音響デザインなど様々なクリエイターと共に多方面で活動中。